ツイッター
もうかれこれ三年近くツイッターをやっています。
舞台や番組の感想をもらえたり応援のメッセージが直接送られてきたりとなかなかありがたいポストになっています。
しかし気軽すぎるが故に送られてくるメッセージにも様々なものがあります。
以前実際に送られてきたのはこんなメッセージでした。
「川島さん、あさってから大阪に行くのですがどこかいい宿教えてください。USJから近くて周りに遅くまで開いてる居酒屋があって予算は一泊9000円ぐらい。朝食付き希望ですが無理は言いません。よろしく。」
わしゃ『るるぶ』か
旅の宿どころか夜と朝のケアまでを140文字ギリギリに攻めて要求するあたりに正直少しイラッとしてしまいました。
しかしここで深呼吸。
この子にはきっと悪気は無い。
僕に何かダメージを与えてやろうなんて意志はこの純粋な一方通行の文章からは汲み取れない。
この子は天然なんだ。
天然で何故か僕に聞いてきているのだ。
そう思いこむようにしました。
しかしだからといって僕が本やネットを駆使してこの子の理想通りの宿を見つけて教えてあげるのもなんか違う。
なので僕は『ネットとかで調べたほうが詳しい情報が出るし突然芸人にそれを聞くのは間違ってるんだよ』
という意味を遠まわしに気づいてもらうために
「それ、本当に僕に聞くことですか?」
と短いメッセージを返信しました。
『はっ!ほんとだ。なんで私知り合いでもない芸人にそんな事聞いてたんだろ。私ったら天然だわ』
と我に返ってもらえればいいなと思ってました
が、しかし
再びその子から送られてきた返信は
こんなメッセージでした。
「え?当たり前じゃないですか。
だって川島さん以前大阪に住んでたから詳しいでしょ?
あれ?
川島さんってもしかして
天然ですか?」
怒りにまかせた握力で僕のiPhoneが少しくびれそうになりました。